『フレディ スパゲッティ』(原題:Freddy Spaghetti)は、実験によって自我を持ってしまった「1本のスパゲッティ」を操作してゴールを目指す、シュールな物理演算アクションゲーム。家庭用ゲーム機版は2020年12月16日より、ラタライカゲームスからPlayStation 4やXbox One、翌17日にはNintendo Switchで配信されました。
物語の主人公は、天才科学者P.スター博士の実験マシンによって命を吹き込まれたスパゲッティの「フレディ」。彼はただのパスタではなく、周囲の環境を認識し、自らの意志で動くことができる奇跡の存在です。プレイヤーはフレディとなり、研究所のテーブルから始まり、一般家庭のリビング、そして危険な路上へと冒険の舞台を広げていきます。目的はシンプルに「ゴールへ到達すること」ですが、ロープの物理学に基づいたグニャグニャと伸縮する体は思うように制御できず、ただ歩くだけでも一苦労。そのもどかしさと、予期せぬ挙動を楽しむのが本作の醍醐味です。
ステージ数は全50レベル用意されており、トースターを避けたり、警察官の追跡を逃れたりとシチュエーションは多岐にわたります。時には怒りに任せてテーブルの上の食器をなぎ払うといったストレス発散的なステージも存在。フレディの成長や葛藤(?)を語るナレーターのボイスも日本語に対応しており、バカゲーの皮を被りながらも妙に愛着が湧いてくる、不思議な「スパゲッティの一代記」を体験できます。
本作を開発したPlayful Pastaは、パスタへの並々ならぬ情熱をゲーム開発に注ぐインディーデベロッパーです。デビュー作である本作『Freddy Spaghetti』で「スパゲッティ・シミュレーター」というニッチなジャンルを開拓し、その後も続編『Freddy Spaghetti 2.0』でフレディを就職させるなど、ユニークな世界観を展開しています。その作風は、複雑な操作を要求せず、誰でも直感的に楽しめる「物理演算の面白さ」に特化しています。













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