『メカフォース』は、生身の兵士がビルよりも巨大なロボット兵器に単身で挑む、ボス戦特化型のアクションシューティングゲーム。日本ではまず2019年06月20日にフライハイワークスからNintendo Switchで発売されました。その後、2020年05月22日にはPlayStation 4版が、翌5月23日にはPC(Steam)版が配信され、多くのプラットフォームで楽しめるようになりました。開発は『ガンマンストーリー』シリーズで知られるスウェーデンのHörberg Productionsが手掛けています。物語の舞台は、突如として襲来した機械生命体「メガメック」によって壊滅的な被害を受けた地球。プレイヤーは人類最後の希望である抵抗部隊「メカフォース」の一員となり、圧倒的な質量と火力で迫りくる巨大メカ軍団をたった一人で破壊し尽くす過酷なミッションに志願します。
ゲームプレイは、通常のザコ敵が存在せず、ステージ開始直後から巨大ボスとの一騎打ちが始まる「ボスラッシュ」形式を採用しています。プレイヤーはアサルトライフルやレーザーといった重火器で敵の装甲を剥がしつつ、相手の巨体にしがみついてよじ登り、弱点であるコアを直接叩く必要があります。敵の攻撃パターンを読み切って回避し、動く要塞のようなボスの身体をアスレチックのように攻略していく、アクションの腕前と勇気が試されるシステムとなっています。
本作の独自性は、人間と巨大メカの圧倒的なサイズ差が生み出す「ジャイアントキリング」の爽快感にあります。足元で踏み潰されそうになるほどの絶望的な状況から、敵の体を足場にして頭頂部まで登り詰め、とどめの一撃を放つ瞬間のカタルシスは格別です。また、集めたコインで武器や体力(ハート)を強化する育成要素や、ローカルでの2人協力プレイも搭載されており、往年のアーケードゲームのような熱い共闘を楽しむことも可能です。
開発元のHörberg Productionsは、バート・ハーバーグ氏による個人製作に近いインディースタジオです。前作『ガンマンストーリー』で見せた丁寧なアクション作りと、西部劇のようなケレン味は本作にも受け継がれています。巨大な敵によじ登って戦うというコンセプトに熱くなった方は、その原点とも言える名作『ワンダと巨像』や、巨大生物との戦いを描いた映画『パシフィック・リム』などを鑑賞することで、巨大な敵に立ち向かうロマンをより深く味わうことができます。













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