『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、1997年に発売された『FFVII』の序盤「ミッドガル脱出」までを再構築した第1作として、2020年4月10日にPlayStation 4向けに発売されました。その後、2021年6月10日にPS5版『インターグレード』が登場し、ユフィを主人公とした新規エピソード「INTERmission」が追加されました1。さらに、2022年にはSteam版が配信され、2025年冬にはNintendo Switch 2およびXbox Series X/S向けにも展開予定です。

プレイヤーは元ソルジャーの青年クラウドを操作し、魔晄都市ミッドガルで反神羅組織「アバランチ」と共に戦います。戦闘では、移動・攻撃・回避・ガードを自由に行えるアクション要素と、ATBゲージを使ったコマンド選択が融合したシステムが採用されています。加えて、キャラクターごとに異なるアビリティや武器成長要素があり、戦術の幅が広がります。

物語は、花売りの少女エアリスとの出会いや、宿敵セフィロスの幻影との邂逅を通じて、クラウドの過去と運命が交錯していきます。その過程で、バレット、ティファ、レッドXIIIなどの仲間と共に神羅カンパニーの陰謀に立ち向かいます。PS5版では、ライティングや質感の向上、フォトモードの追加、60fps対応などの強化が施され、ユフィ編では新キャラクター「ソノン」との連携アクションや新たな召喚獣「ラムウ」との戦闘が展開されます。