名称 | ムーンライター 店主と勇者の冒険 |
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ジャンル | アクションRPG |
発売元 | Teyon Japan |
発売日(配信日) | 2019年11月25日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
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もし、あなたがRPG世界の片隅で、勇者の装備を売る店主だったら?「ムーンライター 店主と勇者の冒険」は、そんな夢想を具現化したアクションRPGだ。昼は冒険者が持ち込むアイテムを鑑定・販売し、店の経営を切り盛りする。そして夜は、自らも勇者としてダンジョンに潜り、レアアイテムを求めてモンスターと戦う。この二つの顔を持つ主人公ウィルの日常を体験することが、このゲームの最大の魅力なのだ。
一見、王道のRPGに見えるかもしれない。しかし、ショップ経営という斬新な要素を組み合わせることで、他に類を見ないゲーム体験を生み出している。ダンジョン探索で得たアイテムを、どのように販売するか?価格設定、品揃え、店のレイアウト…全てがプレイヤーの腕にかかっている。商売の才覚が試される、異色のRPGなのだ。
「ムーンライター」最大の特徴は、昼のショップ経営と夜のダンジョン探索という、二つのゲームプレイがシームレスに融合している点だろう。ダンジョンでモンスターを倒し、お宝を手に入れる。それはRPGではお決まりの流れだが、本作ではそのお宝をどう活用するかが重要となる。
店に並べたアイテムの価格を調整し、客の反応を見ながら最適な価格を探る。時には、高値で売りつけることも可能だ。しかし、欲張りすぎると客足が遠のいてしまうかもしれない。需要と供給のバランスを見極め、賢く商売をすることが、ダンジョン攻略以上に重要なのだ。このサイクルが、プレイヤーを飽きさせない中毒性を生み出している。
本作の舞台となるのは、小さな村リノカ。かつて五つのダンジョンが発見され、冒険者たちが集まる活気ある場所だった。しかし、ダンジョンの封印が解かれると同時に、村は衰退の一途をたどる。主人公ウィルは、そんなリノカを再び活気づけるため、そして自身の冒険心を満足させるため、ダンジョンに挑むのだ。
ダンジョンはそれぞれ異なるテーマを持ち、個性的なモンスターやトラップが待ち受けている。そして、ダンジョンの奥深くには強力なボスが待ち構えている。ダンジョン探索とショップ経営を繰り返すことで、ウィルは次第にリノカの住人たちとの絆を深めていく。失われた過去を取り戻し、村を再建していく。そんな、温かい物語も魅力の一つだ。
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