【PS4】The Church in the Darkness

ゲーム概要

70年代、狂騒と熱狂が渦巻く時代を背景に、ひとつのコミューンを舞台にした異色の潜入劇が幕を開ける。あなたが演じるのは、かつて法執行官だった男。妹の息子が身を置く「フリーダム・タウン」の現状を確かめるため、単身その地に足を踏み入れる。しかし、理想郷を謳うその場所は、一筋縄ではいかない危険な香りを漂わせていた……。善と悪、理想と狂気が入り混じる世界で、あなたは真実を見抜けるか？過去の事件に着想を得たという本作は、単なるアクションゲームにとどまらない、重厚なテーマを内包した作品と言えるだろう。

引き込まれるストーリー

「フリーダム・タウン」を率いるのは、魅力的なカリスマ性を持つ夫婦。彼らの言葉は甘美だが、その実態は謎に包まれている。潜入調査を進めるうちに、あなたは様々な選択を迫られるだろう。教団に忠誠を誓うか、反旗を翻すか？住民たちの思惑、教団の秘密、そして自身の過去……。複雑に絡み合った糸を解きほぐし、物語の真相に迫るのだ。結末はあなたの行動次第で大きく変化する。マルチエンディング方式を採用し、周回プレイも前提とした奥深いストーリーが、プレイヤーを飽きさせない。

斬新なゲームシステム

本作の最大の特徴は、教団のリーダーの性格がプレイごとに変化する点にある。彼らは友好的な説教者となることもあれば、狂信的な独裁者となることも。リーダーの性格によって、住民の行動や教団の運営方針、そしてゲームの難易度までが大きく変動するのだ。毎回異なる展開が待ち受けているため、常に新鮮な気持ちでプレイできるだろう。潜入、ステルス、戦闘……状況に合わせて様々なプレイスタイルを試すことができるのも魅力。