「監獄都市」バルドゥークを舞台に、異能の力を持つ「怪人(モンストルム)」となった主人公アドルが、街に隠された謎と脅威に立ち向かう本作。シリーズの持ち味であるスピーディーなアクションRPGとしての楽しさはそのままに、怪人たちの特殊能力を駆使した探索が、新たなゲーム体験を創出する。閉鎖的な監獄都市という舞台設定は、過去作とは一線を画し、独特の雰囲気を醸し出す。果たしてアドルは、怪人たちの力を借り、この閉ざされた街から脱出することができるのか?
斬新なゲームシステム
本作最大の特徴は、怪人たちが持つ「異能アクション」だろう。壁を駆け上がったり、空中を滑空したり、影に潜んで敵を回避したり……。これらの異能は、フィールド探索の自由度を飛躍的に向上させ、これまで足を踏み入れることのできなかった場所へのアクセスを可能にする。単なる移動手段としてだけでなく、ダンジョンの謎解きや、敵との戦闘においても重要な役割を果たす点がミソ。異能を使いこなすことで、戦闘を有利に進めることができるのだ。従来のシリーズ作品にはなかった、新たなアクション体験がプレイヤーを待っている。
引き込まれるストーリー
物語は、冒険家アドルがロムン帝国の兵士に捕らえられ、監獄に収監されるところから始まる。脱獄を試みる中で謎の女性アプリリスと出会い、怪人としての力を得たアドルは、街を離れることができなくなる。他の怪人たちと共に、異世界での戦いを強いられるという、これまでのシリーズとは異なる、ダークな展開に。監獄都市という閉鎖的な空間で、アドルはどのような運命を辿るのだろうか? 謎が謎を呼ぶストーリーは、プレイヤーを否が応でも引き込むはずだ。
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