名称 | バトルプリンセス マデリーン |
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ジャンル | アクションゲーム |
発売元 | 3goo |
発売日(配信日) | 2018年12月20日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
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もし愛娘が「魔界村みたいなゲームで、私が主人公になって戦いたい!」と言い出したら? そんな親バカ…いや、親心から生まれたのが、この「バトルプリンセス マデリーン」だ。見習い騎士のマデリーン王女が、愛犬フリッツィーと共に、さらわれた家族を救うため魔物と戦う。横スクロールアクションという懐かしいスタイルでありながら、その出発点はまさしく現代的。古き良きゲームへのリスペクトと、新しい世代への愛情が、この作品を唯一無二の存在にしていると言えるだろう。
「ストーリーモード」と「アーケードモード」、一見ありがちな構成だが、それぞれが全く異なるゲーム体験を提供する。ストーリーモードでは、ステージ探索、サブクエスト、キャラクターとの会話など、RPG的な要素が盛り込まれている。一方、アーケードモードは、硬派なアクションに特化。ステージ構成も異なり、スコアアタックを楽しむことができる。どちらのモードを選ぶかで、ゲームの印象は大きく変わるだろう。
メイン武器は投げ槍。上下左右への攻撃が可能で、敵を射抜く爽快感がたまらない。他にも剣や円盤など、様々な武器が登場し、プレイスタイルに合わせて使い分けることができるのも魅力だ。ライフが尽きても、ゲージを消費してその場で復活できるシステムは、初心者にも優しい。ただし、ゲージがないとチェックポイントからのやり直しとなるため、油断は禁物。
開発のきっかけは、ディレクターの娘マデリーンの「ゲームで戦いたい」という願い。彼女のアイデアがゲームに大きく反映されているという。特にボスキャラクターの巨大なネコについては、マデリーン自身が攻略法を提案したというエピソードは微笑ましい。また、主人公に同行する幽霊犬フリッツィーは、当時飼っていた老犬がモデル。病に伏せるフリッツィーを元気づけるため、ゲームに登場させたという。愛情にあふれたエピソードが、ゲームに深みを与えているのは間違いないだろう。
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