『The Exorcist: Legion VR』、2018年6月19日にFun Trainから北米などで発売されたPlayStation VR対応のVRホラーアドベンチャーゲーム。ホラー映画の金字塔『エクソシスト』シリーズの世界観をベースに、悪魔憑きの事件を捜査する刑事となって、十字架と聖水を手に邪悪な存在と対峙する、全5章構成の体験型ホラー作品となっています。

物語は、映画『エクソシスト3』の世界設定を引き継いでおり、ボストン市警の刑事である主人公が、ある司祭の殺害事件を捜査するところから始まります。現場に残された痕跡を辿るうちに、背後に潜む悪魔「レギオン」の存在が明らかになり、プレイヤーは捜査官からエクソシスト(悪魔祓い師)へと変貌していくことを余儀なくされます。教会、病院、遺体安置所といった不気味なロケーションをVR視点で探索し、ポルターガイスト現象やグロテスクな幻覚といった超

常現象に直接晒される恐怖は、画面越しに見る映画とは比較にならない臨場感をもたらします。
ゲームプレイは、探索による証拠集めと、悪魔祓いの儀式(エクソシズム)の二つが軸となります。プレイヤーは物理的な手触りを重視したVR操作で、聖水、十字架、塩といった除霊道具を使い分け、憑依された人や悪魔の化身を浄化しなければなりません。悪魔の囁きが耳元で聞こえる3Dオーディオ演出や、視界の隅で何かが動くような心理的な恐怖演出が巧みに組み込まれており、プレイヤーの精神をじわじわと追い詰めます。

ただ驚かされるだけでなく、儀式の手順を踏んで悪魔を退けるという「対抗手段」がある点が本作の特徴です。恐怖に打ち勝ち、信仰と勇気を持って闇を払う、究極のエクソシスト体験がここにあります。

本作は、ウィリアム・ピーター・ブラッティによる小説および映画『エクソシスト』シリーズ、特に1990年公開の映画『エクソシスト3』を原作・ベースとしています。原作者ブラッティ自身が「真の続編」と位置づけた『3』の設定(双子座殺人鬼や悪魔パズズなど)を取り入れ、映画では描ききれなかった恐怖をVRという新たな媒体で再構築した正統派スピンオフ作品です。

原作:エクソシスト3

駿河屋あんしん&らくらく買取