名称 | ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜 DX |
---|---|
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
発売元 | コーエーテクモゲームス |
発売日(配信日) | 2018年09月20日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
まだ評価がありません。コメントを追加して評価を行ってください!
錬金術士見習いの少女が、ひょんなことから国に認められたアトリエを守るため奮闘する物語。それが「ロロナのアトリエ」だ。一見、ほのぼのとした雰囲気だが、実は時間制限付きの課題をクリアしていくという、シビアなゲームシステムが特徴。期限内に成果を上げられなければ、アトリエは閉鎖…つまりゲームオーバーという、容赦のなさ。このプレッシャーこそが、本作を単なる育成ゲームとは一線を画す、奥深い戦略性とやり込み要素を生み出していると言えるだろう。アーランドシリーズの幕開けを飾る作品であり、その後のシリーズ作品にも大きな影響を与えた。
「ロロナのアトリエ」最大の特徴は、なんと言っても「期間」という概念を前面に押し出したゲームシステムだろう。国からの課題をこなすためには、素材の採取、アイテムの調合、そしてモンスターとの戦闘…これら全てを決められた時間の中でやりくりする必要がある。どの依頼を受けるか、どの素材を集めるか、そしてどの順番で行動するか。綿密な計画と、状況に応じた柔軟な対応が求められる。
錬金術を駆使して様々なアイテムを調合するのも本作の魅力だ。レシピを参考に素材を組み合わせるだけでなく、素材の質や特性によって、完成するアイテムの効果も変化する。より強力なアイテムを生み出すためには、素材選びも重要な要素となる。試行錯誤を繰り返し、最高のアイテムを作り出す喜びは、まさに錬金術の醍醐味と言えるだろう。
舞台となるアーランドは、中世ヨーロッパを彷彿とさせる、どこか懐かしい雰囲気の街並みが広がっている。人々は錬金術を生活に取り入れ、穏やかに暮らしている。主人公ロロナをはじめ、個性豊かなキャラクターたちが織りなす人間ドラマも魅力のひとつ。アトリエを守るために奔走するロロナを支える仲間たちとの絆、そして街の人々との交流を通して、物語は進んでいく。コミカルな掛け合いや、心温まるエピソードなど、魅力的なキャラクターたちが織りなす物語は、プレイヤーをアーランドの世界へと引き込む。
まだコメントはありません。コメントを追加してみましょう!
コメントを追加