『Valhalla Hills：Definitive Edition』は、2018年6月8日にH2 INTERACTIVEよりPlayStation 4向けに発売された戦略シミュレーションゲームで、PC版『Valhalla Hills』にDLCを加えた完全版です。プレイヤーは神々に見放されたバイキングたちを導き、ヴァルハラの門を目指して丘を登らせることが目的です。

本作では、オーディンの息子「レコ」となり、神々の領域アスガルドへ戻るためにバイキングたちと協力して魔法のポータルを探します。プレイヤーは資源を管理し、建築物を配置しながら、バイキングたちの生活を支えつつ、丘の頂上にある門を目指します。バイキングたちは自律的に行動しますが、予期せぬ問題には弱いため、プレイヤーの戦略的な誘導が重要です。

『Definitive Edition』には、PC版のDLC「Fire Mountains」「Sand of the Damned」が収録されており、火山地帯や砂漠地帯など新たな地形が追加されています。マップはランダム生成されるため、毎回異なる戦略が求められます。食料や木材の確保、敵との戦闘、建築の優先順位など、資源管理と判断力が試される構造です。

また、PS4版はダウンロード専用で、価格は3,330円（税込）。発売から2週間は10%割引が適用されました。プレイ人数は1人で、DUALSHOCK 4の振動機能にも対応しています。『The Settlers 2』や『Cultures』の開発陣による作品であり、街づくりと探索のバランスが取れた設計が特徴です。