『うたわれるもの 散りゆく者への子守唄』は、物語を読み進めるアドベンチャーパートと、ユニットを操作して戦うシミュレーションRPGを組み合わせた作品です。2006年にPlayStation 2版が、2009年にはPlayStation Portable版が登場し、さらに2018年にはグラフィックを一新したPlayStation 4およびPS Vita版が発売されました。仮面を外せなくなった記憶喪失の男・ハクオロを主人公に、辺境の集落から一国の興亡へと繋がる壮大な戦記が描かれます。
シナリオパートで物語を読み進める中で発生する戦闘では、クオータービューのマップ上で味方に指示を出して勝利を目指します。攻撃の瞬間にタイミングよくボタンを押すと「連撃」が発動し、ダメージが加算されるほか、追加の攻撃アクションが派生します。気力が最大に達することで使用可能になる必殺技は、戦況を一変させる威力を持つと同時に、迫力ある演出で戦いを盛り上げます。
戦いに勝利して得た経験値やポイントを割り振り、キャラクターの特性を自由に成長させていきます。物語が後半に進むにつれて仲間との絆が深まり、使用できる戦術や合体技の種類も増えていきます。失われた過去の記憶と、世界の裏側に隠された真実を追い求めながら、数々の戦場を切り抜けていくことになります。
原作は2002年にAQUAPLUSよりPC向けに発売された『うたわれるもの』。ジャンルはアドベンチャー+シミュレーションRPGで、仮面の青年ハクオロを主人公に据えたファンタジー戦記が描かれます。原作のシナリオは菅宗光、キャラクターデザインは甘露樹とみつみ美里が担当し、後にアニメ化もされました。本作はPC版から始まったシリーズの家庭用移植版であり、PS2版以降では全編フルボイス化や戦闘システムの改良が行われました。PSP版やPS4版と代替わりするごとに、グラフィックの解像度向上や演出の強化が図られ、三部作へと続く物語の原点として長く親しまれています。













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