ソロモン72柱の悪魔たちをモチーフにした美少女「魔神」を使役し、謎に満ちた「塔界」の制覇を目指す。アピリッツが企画・開発を手掛けたオンラインマルチバトルRPG『ゴエティア -千の魔神と無限の塔-』。2015年12月24日のPCブラウザ版正式サービス開始を皮切りに、2017年8月18日にPlayStation Vita版、同年9月20日にPlayStation 4版、そして2019年4月25日にはNintendo Switch版が配信されました。
プレイヤーは「王の候補者」として、自身の拠点である塔を育てながら世界を探索。塔界のマップはマス目状に構成されており、クリック(またはボタン操作)で進行ルートを選択してギミックを解き明かしていきます。戦闘は、コスト内で最大12体の魔神を配置して戦うシステム。基本はオートで進行するためアクションが苦手な人でも遊びやすく、さらに強大な敵である「塔魔」に対しては、他のプレイヤーと協力して最大10人で挑むレイドバトルが用意されています。
多彩な魔神たちの育成や、他プレイヤーと資源を奪い合う要素など、ブラウザゲームらしいコツコツとしたやり込みが本作の魅力。その反面、レアリティの高い魔神の入手や進化には長時間の周回や課金が求められるという、基本プレイ無料タイトル特有のシビアなバランスも存在しました。惜しまれつつも2020年9月29日にすべてのサービスを終了しましたが、その重厚なダークファンタジーの世界観は、のちにリリースされたスマホ向けRPG『ゴエティアクロス』へと受け継がれています。
本作に登場する魔神たちは、17世紀の魔術書「レメゲトン」の第一部『ゴエティア』に記された悪魔たちがモチーフ。かつてソロモン王が使役したとされる72柱の悪魔には、それぞれに爵位や特技、奇抜な姿が詳細に設定されており、現代のファンタジー作品にも多大な影響を与え続けています。ゲームの中で美少女として描かれた彼女たちの「本来の姿」や伝承を知れば、キャラクターへの愛着もさらに深まるはず。オカルトや神話のルーツを分かりやすく解説した悪魔学の入門書をめくり、古の魔術師たちが思い描いた神秘の世界に触れてみてはいかがでしょうか。













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