『バイオハザード7 レジデント イービル』は、シリーズの原点回帰を掲げたサバイバルホラーで、2017年1月26日にカプコンより発売されました。FPS視点を初採用し、プレイヤーは民間人イーサン・ウィンターズとして、ルイジアナ州のベイカー家に潜入します。失踪した妻ミアを探す過程で、常軌を逸した家族との戦いが始まり、シリーズの新たな恐怖が幕を開けます。

探索と戦闘は、限られた資源と緊張感のある演出で構成され、REエンジンによる高精細なグラフィックが不気味な館の空気を描き出します。アイテム管理や謎解きは従来の要素を継承しつつ、新たな敵「モールデッド」との戦闘がプレイヤーを追い詰めます。VR対応により、恐怖体験はさらに深化し、DLCではベイカー家の過去やクリス・レッドフィールドの視点も描かれます。

物語は『バイオハザード6』の4年後を舞台に、アンブレラの影に潜む新たな組織やウイルスの存在が明かされます。主人公イーサンの視点を通じて、シリーズの世界観が再構築され、続編『バイオハザード ヴィレッジ』へと繋がる重要な転換点となります。ゴールドエディションでは全DLCが収録され、物語の全貌を追うことができます。

PS4版はPlayStation VRに対応し、没入感の高い恐怖体験を提供します。Xbox One版はスマートデリバリーにより次世代機でも快適に動作し、PC版はレイトレーシングや高解像度設定に対応。Nintendo Switchではクラウド版として展開され、iPhone・iPad・Mac(Mシリーズ)でも2024年に配信され、幅広い環境でプレイ可能です。