『ロケットリーグ』は、2015年11月4日にPsyonixよりPlayStation 4版が国内配信され、後にNintendo SwitchやXbox Oneでも展開されたスポーツアクションゲームであり、ロケットエンジンを搭載した車でサッカーを行う斬新な競技タイトルです。プレイヤーはカスタマイズした「バトルカー」を操縦し、金網で囲まれたフットサルコートのようなフィールドを舞台に、巨大なボールを相手ゴールへ叩き込む激しい試合に挑みます。
本作では、物理演算に基づいたリアルかつ予測不能なボールの挙動が採用されています。車体による体当たりでボールを弾くだけでなく、ブーストを使って超高速で移動したり、壁や天井を走ったり、さらにはロケット噴射で空中を飛んでシュートを決めたりと、アクロバティックで自由度の高いアクションが可能となっています。
最大4対4までのチーム戦に対応しており、味方へのパスやゴール前のセービングといった連携プレイが勝敗を大きく左右します。バスケットボールやアイスホッケーを模したモードや、特殊なアイテムが使える「ランブル」など、通常のサッカールール以外にも多彩な遊び方が用意されており、初心者からプロゲーマーまで幅広い層が楽しめる内容となっています。
現在は基本プレイ無料(Free to Play)へ移行し、全プラットフォーム間でのクロスプレイにも対応しています。世界中のプレイヤーとマッチングし、自分だけのマシンでピッチを縦横無尽に駆け回る、スピード感と爽快感にあふれたeスポーツ体験が提供されています。
本作は、2008年にPlayStation 3で配信された『Supersonic Acrobatic Rocket-Powered Battle-Cars(超音速アクロバティックロケットカー)』の続編として制作されたタイトルです。前作で確立された「車でサッカーをする」という独創的なコンセプトと物理挙動を継承しつつ、グラフィックの向上や操作性の洗練を図り、世界的なeスポーツタイトルへと成長を遂げた決定版として再構成されています。












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