『ウイニングイレブン 2016』は、ウイイレシリーズ20周年記念作品として、2015年に複数プラットフォーム向けに展開されたサッカーゲームです。本作では「Fox Engine」と「Havok物理演算」が採用され、選手の動きや接触プレイ、ボール挙動のリアリティが大幅に向上しています。さらに、シリーズ初の「インタラクティブゴールパフォーマンス」機能が導入され、ゴール後の演出をプレイヤーが操作できるようになっています。
ライセンス面では、UEFAチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、コパ・リベルタドーレス、AFCチャンピオンズリーグに加え、今作から新たに「UEFA EURO 2016」が収録されました。代表チームは81カ国以上が登場し、データパックの適用により一部偽名チームが実名化される仕様となっています。JリーグクラブはACL枠として一部が初期収録され、国内向けDLCによる追加は行われていません。
ゲームモードは「マスターリーグ」「ビカム・ア・レジェンド」「myClub」などが搭載されており、PS4版では画像取り込みによるユニフォーム・エンブレムのカスタマイズが可能です。オンライン対戦は最大22人まで対応しており、ライブアップデート機能により現実の試合結果がゲーム内に反映される仕組みが導入されています。実況はジョン・カビラ氏、解説は北澤豪氏が担当しています。
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