名称 | GUILTY GEAR Xrd -SIGN- |
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ジャンル | 対戦型格闘ゲーム |
発売元 | アークシステムワークス |
発売日(配信日) | 2014年12月04日 |
機種 | PlayStation4(PS4) |
年齢区分 |
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「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」。そのタイトルが示す通り、シリーズに新たな章を刻む意欲作だ。長らく沈黙を保っていたメインストーリーが、ついに動き出す。前作『GUILTY GEAR 2 OVERTURE』から7年。待望のナンバリング作品として、格闘ゲームファンは歓喜した。しかし、単なる続編ではない。過去作の情報を統合し、新たな世界観を構築。シリーズのファンはもちろん、新たなプレイヤーをも引き込む魅力を放っていた。まるでアニメを見ているかのような、美麗な3Dグラフィック。しかし、そのゲーム性は紛れもない2D格闘ゲーム。この融合こそが、「Xrd」が提示した新たなスタンダードだったのではないだろうか。
「Xrd」は、従来のシリーズのシステムを拡張しつつ、新たな要素を取り入れている。特に注目すべきは、ロマンキャンセルの仕様変更だ。状況に応じて効果が変化し、戦略の幅を大きく広げた。さらに、デンジャータイムの導入は、予測不能なドラマを生み出す。相殺から一転、モータルカウンターヒットという大チャンス。この瞬間の緊張感は、他のゲームでは味わえないだろう。ブリッツシールドも忘れてはならない。相手の攻撃を弾き、反撃の糸口を掴む。これらのシステムが複雑に絡み合い、奥深い駆け引きを生み出すのだ。
セルルック3Dグラフィックは、当時の格闘ゲーム界に衝撃を与えた。2Dアニメのような滑らかな動きと、3Dならではの迫力ある演出。その融合は、まさに芸術。石渡太輔氏が目指した「ドット絵かセルアニメにしか見えないリアルタイム3Dグラフィックス」という目標は、見事に達成されたと言えるだろう。キャラクターデザインも一新され、より洗練された印象に。もちろん、サウンドも健在だ。ヘヴィメタルを基調とした楽曲は、バトルをさらに熱く盛り上げる。視覚と聴覚の両面から、プレイヤーを「GUILTY GEAR」の世界へと引き込むのだ。
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