『スチームワールド ディグ』は、蒸気駆動のロボットが未知の地下を掘り進む採掘アクションゲームです。2013年11月20日にインターグロー(現:オーイズミ・アミュージオ)からニンテンドー3DS版が発売されました。その後、2014年12月3日にPlayStation 4およびPlayStation Vita版、2018年7月5日にはフライハイワークスからNintendo Switch版が登場しています。主人公のラスティは、叔父から譲り受けた古い鉱山を再建するため、寂れた町タンブルトンの地下深くに眠る謎へと挑みます。

ツルハシで土を掘り、鉱石を集めながら垂直方向へ掘り下げる動作が探索の基盤となります。掘り進めた跡はそのままプレイヤーの移動経路になるため、地上の町へ戻るためのルートを確保しながら掘り進める判断が必要です。手に入れた鉱石を町で換金し、ツルハシの強化や蒸気タンクの容量増加、新しいスキルの習得を繰り返すことで、より硬い岩盤や危険な生物が潜む深部へと到達できるようになります。

西部劇とスチームパンクを融合させた独自の世界観が、細やかなアニメーションで表現されています。地下に点在する旧文明の遺構から新たな能力を獲得するたびに、単なる掘削作業が広大なマップを縦横無尽に移動するアクションへと変化します。暗闇での視界や蒸気残量の管理といったリソース面での制約が、静寂の広がる地下探索に一定の緊張を保ちつつ、未知の発見を促す役割を果たします。

スチームパンクは19世紀の蒸気機関が高度に発達した架空の歴史を描くSFのサブジャンルであり、本作ではそこに西部開拓時代の意匠を掛け合わせています。ロボットでありながら人間臭い生活を送る住民たちや、地下に眠る失われた文明という設定は、SF文学や映画におけるポスト・アポカリプスの系譜を引いたものです。

スチームパンク・デザイン設定資料集

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