『ニード・フォー・スピード ライバルズ』は、2013年11月21日にエレクトロニック・アーツより発売されたPlayStation 3、Xbox 360およびPC用オープンワールド・レーシングゲームであり、後にPlayStation 4やXbox Oneのローンチタイトルとしても展開された人気シリーズの意欲作です。プレイヤーは広大な「レッドビュー・カウンティ」を舞台に、公道最速を求める無法の「レーサー」か、それを取り締まる法執行機関「警察（コップ）」のいずれかの陣営を選択し、終わりのない追走劇を繰り広げます。
本作では、シングルプレイとマルチプレイの境界を取り払った「AllDrive」という独自の機能が搭載されています。AIとのレースを楽しんでいる最中に、フレンドや他のプレイヤーがシームレスに乱入してくるため、事前のロビー待機などを挟まずに、いつでも予測不能な対人戦へと移行する緊張感が味わえます。
レース中には、ドライビングテクニックだけでなく、様々なガジェット（追求テク）を駆使した激しい攻防が行われます。レーサー側はターボブーストやジャミング装置で逃走を図り、警察側はヘリコプターやバリケードの要請、EMP（電磁パルス）を使用して車両を強制停止させるといった、アクション映画さながらのカーチェイス体験が提供されます。
シリーズファンにとって待望であった高級スポーツカー「フェラーリ」が7年ぶりに収録されています。レーサーとしてマシンを派手に改造して名声を高めるか、警察として最新鋭のパトカーに乗り込み組織力で包囲するか、それぞれの立場によって異なるキャリアとプレイスタイルが用意されています。
本作は、エレクトロニック・アーツの看板レースゲーム『ニード・フォー・スピード』シリーズの1作として制作されたオリジナル作品です。公道レースと警察とのチェイスというシリーズ伝統の要素を継承しつつ、新たに新鋭スタジオGhost Gamesが開発を主導し、常時オンライン接続を前提としたシームレスなプレイ環境で再構成されたタイトルです。
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