1991年8月3日にバンプレストからファミリーコンピュータ向けに発売された『マイライフ マイラブ ぼくの夢わたしの願い』は、パンドラボックスが開発を手掛けたテーブルゲームです。本作は、単なるすごろくゲームに留まらず、育成シミュレーションゲームとしての側面も持ち合わせています。
プレイヤーは、サイコロを振って発生する様々なイベントを体験しながら、1世紀という長い年月を生き抜くことを目指します。ゲーム開始時には、自身の出身地、家族構成、親の職業、そして家庭の経済状況に至るまで、詳細な設定を自身で決定することが可能です。
サイコロを振る以外にも、コマンド選択によって多様な行動が可能です。部活動への参加、資格試験への挑戦、結婚、友人との関係、就職活動など、人生における重要なイベントを自らの意思で選択し、経験していくことができます。ゲーム内には家族や友人が登場しますが、彼らには寿命の概念が存在し、別れを経験することもあります。
本作の特徴として、非常に多くのパラメーターが細かく設定されている点が挙げられます。プレイヤーは、これらのパラメーターを意識しながら、ゲーム内の様々な要素でランク1位を目指すことになります。©パンドラボックス/スタジオ ウープ/ウィンキーソフト ©BANPRESTO・1991
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