『疾風のうさぎ丸 -謎のからくり城-』は、2015年にアークシステムワークスからニンテンドー3DS向けに配信されたダウンロード専売のアクションパズルゲームで、忍者うさぎ「うさぎ丸」がからくり城に囚われた村人を救出するために挑む作品です。

プレイヤーは伝説の忍者「うさぎ丸」となり、謎のからくり城に仕掛けられた数々の罠やギミックを解きながら、囚われた村人たちを救出していきます。各ステージは一画面構成のパズル形式で、ブロックの移動、スイッチの操作、敵の回避などを組み合わせて攻略する必要があります。ステージ数は60以上で、徐々に難易度が上がる設計となっており、忍者らしい知恵と機敏さが求められます。

本作では、敵に見つからずに進む「ステルス要素」や、ブロックを使った道づくり、村人の誘導など、アクションとパズルが融合した独自のゲーム性が展開されます。クリアタイムや手数によって評価が変化し、やり込み要素も充実。3DSの立体視にも対応しており、奥行きのある演出がからくり城の雰囲気を高めています。

また、シリーズ作品として『疾風のうさぎ丸 -ふたつの冒険譚-』が後に登場しており、本作はその原点にあたるタイトルです。