ファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲーム『天地を喰らう』。その続編となる本作では、前作からシステムが大幅に進化し、戦略性がより深くなりました。

本作の大きな特徴は、最大7人までの隊列を組めるようになった点です。ただし、戦闘に参加できるのは前列の5人のみ。移動時に画面に表示されるのは、さらに絞り込まれて前列の3人までとなります。

また、軍師の存在も重要です。軍師に任命された武将は、自動的に最後列に配置されます。隊列が6人以上の場合、軍師は戦闘に参加できなくなるため、誰を軍師に据えるか、慎重な判断が求められるでしょう。

武将の個性も強化されています。各武将には、剣、刀、斧、槍、弓のいずれかの得意武器が設定されており、戦闘スタイルに影響を与えます。さらに、「得意地形」の概念も導入。得意な地形での戦闘では、攻撃力が上昇するため、戦場を選ぶことも戦略の一部となります。

そして、本作で新たに導入されたのが「陣形」です。戦闘中に陣形を切り替えることで、様々な補正効果を得ることが可能になりました。敵の構成や地形、自軍の状況に合わせて最適な陣形を選択することが、勝利への鍵となるでしょう。