『Aiレース:X』は、サイバーパンクな電子空間のチューブ内を、音速を超えるジェット機で疾走するハイスピード・トンネルレーシングゲーム。2014年10月29日にフライハイワークスからニンテンドー3DS(ダウンロード専用)で配信されました。本作は、前作『Aiレース:スピード』のコンセプトを継承しつつ、「X(異形)」をモチーフにした複雑怪奇なコースデザインや、新たな機体を追加した正統続編です。ストーリー要素を一切排し、プレイヤーの反射神経と記憶力だけを頼りに、障害物がひしめく危険なトンネルを最速で駆け抜けるストイックな挑戦が再び幕を開けます。

ゲームプレイは、アクセルによる加速、ブレーキによる減速、そしてニトロによる超加速を使い分けながら、コース奥へと進むシンプルなスタイルです。しかし、その難易度は「激ヤバ」と称されるほど高く、回転する壁や突如出現する障害物に一度でも接触すれば即座に機体が爆散し、ゲームオーバーとなります。リトライにかかる時間は一瞬であるため、何度も爆発四散を繰り返しながらコースの形状を体に叩き込み、コンマ数秒の判断ミスも許されない極限の集中状態でゴールを目指す「死にゲー」としての中毒性を備えています。

本作の特徴は、ニンテンドー3DSの裸眼立体視機能を最大限に活かした、吸い込まれるような奥行きの表現とスピード感です。迫りくる障害物との距離感を立体的に把握し、ニトロ全開の状態で針の穴を通すような精密な操縦を成功させた時のカタルシスは格別です。また、全コースがオンラインランキングに対応しており、世界中のプレイヤーとタイムを競い合うことができます。テクノ調のBGMに乗せて、まばたきすら許されない高速の世界に没入できる作品となっています。

開発元のQubicGamesは、ポーランドを拠点とするスタジオであり、本作のようなエッジの効いたアクションゲームを得意としています。電子回路のような空間を高速で移動するビジュアルイメージは、映画『トロン:レガシー』の世界観に通じる美学があります。ゲームで体験したサイバーパンクな疾走感に惹かれた方は、こちらの映画作品を鑑賞することで、そのクールで無機質な未来像をより深く堪能することができます。

トロン:レガシー (Blu-ray)

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