『牧場物語 つながる新天地』は、2014年2月27日にマーベラスAQLより発売されたニンテンドー3DS用ほのぼの生活ゲームであり、シリーズで初めて「貿易」をテーマに据えた完全新作です。プレイヤーは自然豊かな「樫の木タウン」に移住し、畑仕事や動物の世話といった牧場生活を営みながら、自分だけの牧場を作り上げていきます。
本作では、収穫した作物や酪農品を「貿易ステーション」を通じて世界各国の貿易先へ出荷することにより、新たなアイテムや動物が入手可能となります。出荷を繰り返すことで貿易相手国が増えていき、異国情緒あふれる品々が手に入るようになるなど、世界とのつながりを感じさせる要素が盛り込まれています。
物語が進むと専用エリア「サファリ」が開放され、そこでは多種多様な野生動物の保護や世話が行えるようになります。通常の家畜だけでなく、サファリに生息する珍しい動物たちとも触れ合うことができ、サファリパークを作るような楽しみ方が提供されています。
通信機能を利用することで、ローカル通信やインターネット通信を通じて友達の牧場へ遊びに行ったり、すれちがい通信でプロフィール交換を行ったりすることが可能です。畑仕事のお手伝いやお土産の交換など、他の牧場主たちとの交流を通じて、タイトル通り「つながり」を重視した牧場生活が体験されます。
本作はゲームオリジナルの『牧場物語』シリーズとして制作されており、特定の原作となる書籍やコミックは存在しません。シリーズ共通の「自然との共生」や「人との触れ合い」というコンセプトを継承しつつ、貿易やサファリといった新機軸の要素を加えて再構築されたタイトルです。













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