『熱血硬派くにおくんSP 乱闘協奏曲』は、2013年にアークシステムワークスからニンテンドー3DS向けに発売された熱血2Dアクションゲームで、『熱血硬派くにおくん すぺしゃる』および『りき伝説』の続編にあたるシリーズ第2作目の作品です。

本作では、東京近郊を舞台に、謎の武装集団「関東獅子連合」に立ち向かうくにおと仲間たちの戦いが描かれます。プレイヤーはくにおを操作し、りき・しんじ・みすずの中から1人を相棒として同行させながら、各地を電車で移動し、バトルや「あるばいと」と呼ばれる依頼をこなしていきます。前作から引き継がれた2.5頭身のドット絵キャラクターたちが、爽快なアクションとともに物語を盛り上げます。

ゲームモードは、ストーリーモード「すとーりー乱闘協奏曲」のほか、最大4人で対戦可能な「かちぬきかくとう」や「くらぶかつどう」などを収録。特に「くらぶかつどう」では、ドッジボール形式の対戦が楽しめ、『熱血高校ドッジボール部』を彷彿とさせる内容となっています。また、ギャラリーモードでは登場キャラクターのプロフィールやBGMの試聴も可能です。

シリーズの生みの親・岸本良久による完全新作ストーリーが展開され、旧作キャラクターとの関係性や設定も丁寧に描かれており、シリーズファンにとっても新規プレイヤーにとっても楽しめる一作です。