『ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション』は、2013年2月28日にバンダイナムコゲームス(現・バンダイナムコエンターテインメント)からニンテンドー3DS向けに発売されたカードバトルアドベンチャーゲームです。アーケードで人気を博した『ドラゴンボールヒーローズ』を家庭用に移植したシリーズ第1作で、ギャラクシーミッション4弾までのカード約900枚以上を収録しています。

ゲームはアーケード版のバトルシステムをベースに、3DSのタッチ操作に最適化されており、アーケードモードでは原作のステージを再現したバトルが楽しめます。さらに、原作やアニメ、映画のストーリーを追体験できる「ストーリーモード」や、3DSのカメラを使ったQRコード読み取りによる新ステージ解放、スカウター風の戦闘力測定機能など、携帯機ならではの遊びも盛り込まれています。

プレイヤーは自分だけのヒーローアバターを作成し、戦闘タイプや必殺技を選択して育成していきます。カード収集やデッキ構築、神龍の願い、友情ボーナスなど、やり込み要素も豊富で、アーケード版では難しかった育成や収集が手軽に楽しめる点が魅力です。

ただし、発売当初は戦闘中の処理落ちが頻発し、ゲームバランスに影響を与えるなどの問題も指摘されました。後に更新データである程度改善されましたが、シリーズを通してプレイするなら後発の『アルティメットミッションX』などが推奨されることもあります。