『スピードX3D』は、2013年1月23日にテヨンジャパンから配信されたニンテンドー3DS用のダウンロード専用レースゲームです。無機質な仮想トンネル空間を舞台に、主観視点で疾走するSF風のアクション作品です。

プレイヤーは自機のない視点でトンネル内を進み、迫りくる障害物を回避しながらスピードを維持して走行します。ゲームには「ステージ」「エンドレス」「サバイバル」「ゾーン」の4モードがあり、いずれも開始時から選択可能です。操作は左右の視線移動が中心で、障害物の前兆として色の変化が現れるため、反射神経と判断力が試されます。トンネルの形状は360度ループする筒状と、両端がコースアウト可能な区間が交互に現れ、緊張感のある展開が続きます。

また、トランス系のBGMや色彩演出が疾走感を高めており、ヘッドホンでのプレイが推奨されています。セーブはオート方式で、短時間でも集中して遊べる構成です。続編として『スピードX3D ハイパーエディション』も配信されており、グラフィックやサウンドが強化されたバージョンが楽しめます。