光栄(現コーエーテクモゲームス)から発売された歴史シミュレーションゲーム『信長の野望・戦国群雄伝』は、日本の戦国時代を舞台に、プレイヤーが一人の戦国大名となり、全国統一を目指すという壮大な目標を掲げています。1988年12月にPC-88SR版が発売されて以降、ファミリーコンピュータをはじめ、様々なプラットフォームに移植され、多くのファンを魅了しました。
本作では、配下武将の概念が導入され、より戦略的な思考が求められるようになりました。また、戦闘システムも進化し、野戦に「朝、昼、夜」という時間概念が加わったことで、戦況は時間帯によって大きく変化するようになり、よりリアルな戦いを体験できるようになりました。さらに、篭城戦の登場も戦略の幅を広げる要素となっています。歴史イベントとして「本能寺の変」を発生させることが可能になった点も、戦国時代のドラマを追体験できる魅力的な要素と言えるでしょう。
音楽は菅野よう子氏と山本光男氏が担当し、戦国時代の雰囲気を盛り上げています。プロデューサーはシブサワ・コウ氏。ファミリーコンピュータ版は1990年2月3日に発売され、最大4人までのプレイヤーが参加可能でした。©1990 KOEI CO. LTD.。
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