タイトーが1987年に発表したアーケードゲーム『レインボーアイランド』は、縦スクロールアクションというジャンルに、独自の色彩と戦略性をもたらしました。主人公は虹の魔法を操り、敵を倒しながら冒険を進めます。この虹は単なる攻撃手段に留まらず、足場としても活用できる点が、ゲームに深みを与えています。

ゲームの進行は、画面が上方向へスクロールしていく形式で、プレイヤーは限られた空間の中で、虹を駆使して道を切り開いていく必要があります。各ステージにはダイヤモンドが隠されており、これらを集めることで隠しステージへの道が開かれます。各ワールドは4つのラウンドで構成され、プレイヤーは様々な試練を乗り越えながら、ゲームクリアを目指します。

『レインボーアイランド』は、アーケードゲームとして登場後、ファミリーコンピュータ、メガドライブ、PCエンジンCD-ROM²といった家庭用ゲーム機、さらにはWindows、PlayStation 2、PlayStation Portable、Xbox、携帯電話など、様々なプラットフォームに移植され、多くのプレイヤーに親しまれてきました。