ポニーキャニオンから1987年12月26日に発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『アタックアニマル学園』は、擬似3Dシューティングゲームという、当時としては珍しいジャンルに挑戦した作品です。
本作最大の特徴は、ファミコン3Dシステムに対応している点です。専用スコープを装着することで、ゲーム画面が立体的に見えるようになり、より没入感の高いプレイを楽しむことができました。もちろん、専用スコープなしでもプレイ可能です。
プレイヤーは、主人公のノッコを操作し、画面奥へと続くステージを、空を飛びながら進んでいきます。サブマシンガンを駆使して敵を撃破していく、シンプルな操作性も魅力の一つです。ライフ制ではなく、障害物への激突や敵の攻撃を受けるとミスとなる、シビアなゲームバランスが特徴です。
ゲーム開始時には3回までミスが許容されており、50万点を獲得するごとに、ミスできる回数が1回ずつ増加します。全6ステージ構成で、各ステージの最後にはボスが待ち構えています。ただし、ボス自体を直接攻撃する必要はなく、周囲にいるザコ敵を全て倒せばステージクリアとなります。
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