デービーソフトが開発・発売したアクションRPG『うっでいぽこ』は、1986年10月22日にX1とPC-9801でリリースされ、その後1987年6月20日にファミリーコンピュータにも移植されました。その他、FM77AV、MSX2といった当時の代表的なプラットフォームで展開されています。

本作は、横スクロール型のアクションゲームに、アドベンチャーゲームの要素を取り入れた作品です。ゲーム内には時間や季節の概念が存在し、限られたアイテムをやりくりしながら冒険を進めていくことになります。また、ユニークな要素として、店からアイテムを盗むことが可能でした。

ファミリーコンピュータ版の開発には、品田直人、苧野博司、中嶋幸晴、小林貴樹がプログラマーとして参加。音楽は斉藤康仁、グラフィックはもりあいやすしが担当し、マネージャーは吉田めぐみが務めました。ゲームデザインは小林貴樹が担当しています。PC-8801版では、小林貴樹がメイン・プログラマー、松井文也がサブ・プログラマー、音楽は斉藤康仁、グラフィック・デザインは高殿収、プロダクト・マネージャーは吉田めぐみが担当しました。

『うっでいぽこ』は、ファミコン通信クロスレビューでシルバー殿堂入りを果たし、ゲーム通信簿では17.61点/30点を獲得しています。