『シャイニング・レゾナンス』は、セガが2014年12月11日にPlayStation 3向けに発売したファンタジーRPGで、シャイニングシリーズの10周年記念作品です。開発はメディア・ビジョン、キャラクターデザインはTony氏が担当し、シリーズの中でも“竜と奏でるRPG”という独自のコンセプトを掲げています。

物語は、竜の魂を宿す少年ユーマ・イルバーンが主人公。彼は“煌竜イルバーン”としての力を持ちながらも、その力を恐れ抑え込んで生きてきました。そんな彼が、アストリア王国の王女ソニアやエルフの巫女キリカたちと出会い、竜の力と向き合いながら、帝国や教会勢力、ドラゴンスレイヤーたちとの戦いに巻き込まれていきます。ドラゴンと少女をめぐる、美しくも切ない物語が展開されます。

戦闘はリアルタイムアクションバトル「D-TUNEバトル」を採用。4人パーティ制で、操作キャラ以外はAIが行動。コンボや魔法、必殺技を駆使し、テンポの良い戦闘が楽しめます。ユーマは戦闘中にドラゴンへと変身することができ、圧倒的な力を発揮する一方で、暴走のリスクも抱えています。

また、音楽と連動した「B.A.N.D.システム」では、仲間たちが“歌”を通じてバフやデバフを発動。センターに立つキャラによって演出や効果が変化し、戦術と演出の両面で楽しめる要素となっています。

2018年には、全DLCを収録し新要素を追加したリマスター版『シャイニング・レゾナンス リフレイン』がPS4、Nintendo Switch、Windows向けに発売されました。