『真・恋姫†夢想〜乙女対戦☆三国志演義〜』は、2014年2月20日にイエティからPlayStation 3向けに発売された2D対戦格闘ゲームで、アーケード版からの移植作品です。原作はBaseSonのアダルトゲーム『真・恋姫†無双〜乙女繚乱☆三国志演義〜』で、美少女化された三国志武将たちが戦う格闘アクションが展開されます。
プレイヤーは、蜀・魏・呉・その他勢力に属する美少女武将たちを操作し、1対1の対戦形式で戦闘を繰り広げます。操作は8方向レバーと4ボタン(弱・中・強攻撃+特殊行動)で構成されており、空中ジャンプやダッシュ、空中ガードなどの要素は排除され、地上戦を重視した設計となっています。各キャラクターには専属の軍師が設定されており、ゲージを消費することで援護攻撃(ストライカー)を呼び出すことが可能です。
登場キャラクターは、関羽(愛紗)、曹操(華琳)、孫尚香(小蓮)など、原作で人気の高い武将たちが多数参戦。軍師としては諸葛亮(朱里)、荀彧(桂花)、周瑜(冥琳)などが登場し、戦略性を高めています。PS3版では、アーケード版Ver1.2の内容をベースに、家庭用向けにバランス調整や演出強化が施されています。
ゲームモードには、アーケード、対戦、トレーニング、ギャラリーなどが用意されており、1人でも複数人でも楽しめる構成。キャラクターの掛け合いやボイス演出も充実しており、原作ファンに向けた要素も多数収録されています。
原作は、2008年にBaseSonから発売されたWindows向けアダルトゲーム『真・恋姫†無双〜乙女繚乱☆三国志演義〜』です。三国志の武将たちを美少女化し、恋愛と戦乱を描いた作品で、後にアニメ化や小説化などのメディアミックス展開も行われました。本作はその世界観をもとに、格闘ゲームとして再構成されたスピンオフ作品です。













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