『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2014』は、ウイイレシリーズ第18作目として、2013年に複数プラットフォーム向けに展開されたサッカーゲームです。本作では、シリーズ初となる「Fox Engine」が採用され、選手の表情やユニフォームの質感、スタジアム演出などが大幅に強化されています。さらに、物理演算には「Havok」が導入され、リアルなボディコンタクトやボール挙動が再現されています。

ライセンス面では、従来のUEFAチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、コパ・リベルタドーレスに加え、新たにAFCチャンピオンズリーグが収録されました。クラブチームは欧州・南米・アジアなど広範囲にわたり、Jリーグクラブも一部がACL枠として初期収録され、DLCによりJ1・J2全クラブが追加可能です。スタジアムは実名・架空含め多数収録され、国立競技場や埼玉スタジアム2002なども登場します。

ゲームモードは「マスターリーグ」「ビカム・ア・レジェンド」「オンライン対戦」などが搭載されており、PS3版では最大22人によるオンライン対戦が可能です。また、PSP・3DS版ではアドホック通信やすれちがい通信による対戦機能も備えています。実況はジョン・カビラ氏、解説は北澤豪氏および名波浩氏(PS3版)によって臨場感が演出されています。