『ブック オブ スペルズ』は、2013年11月7日にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたPlayStation 3専用のアドベンチャーゲームで、J.K.ローリング監修の魔法世界を体感できる「Wonderbook」シリーズ第1弾です。

本作は、PlayStation MoveモーションコントローラとPlayStation Eyeカメラを使用し、付属の「Wonderbook」を読み込むことで、画面上に魔法の本が出現します。プレイヤーは魔法使いの見習いとして、杖を振るようにコントローラを操作しながら、20種類以上の呪文を習得していきます。まるでホグワーツの生徒になったかのような没入感が味わえるのが特徴です。

ゲーム内では、呪文の歴史や使用方法が語られるほか、魔法生物との遭遇やミニゲーム形式の実践パートも用意されています。飛び出す絵本のような演出と、インタラクティブな仕掛けが融合し、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。

また、本作はJ.K.ローリングが運営する公式サイト「ポッターモア」との連携により、原作世界との整合性が高く、ファンにとっても新鮮な体験が提供されます。魔法の学習を通じて物語が進行する構成は、教育的な要素も含んでおり、家族で遊ぶにも適したタイトルです。

『ブック オブ スペルズ』は、J.K.ローリングによる『ハリー・ポッター』シリーズの世界観をベースにした作品です。作中に登場する魔法書『Standard Book of Spells』を題材に、ホグワーツの生徒が学ぶ呪文を体験できる内容となっています。