『STEINS;GATE』は、秋葉原を舞台にタイムトラベルが引き起こす過酷な運命を携帯電話の操作で描く想定科学アドベンチャー。2009年10月15日に5pb.からXbox 360向けに発売されました。その後Windows版やPSP版を経て、2012年5月24日にPS3版、2013年3月14日にはPS Vita版が登場。さらに2018年9月20日には、全編をアニメ映像で再構築した『STEINS;GATE ELITE』へと展開が続いています。
物語の主人公は、秋葉原の古いビルに研究所を構える大学生、岡部倫太郎。過去へメールを送る機能を持つ「電話レンジ(仮)」を偶然発明したことから、彼は世界線の変動に翻弄されることになります。過去を改変するたびに訪れる仲間の死や絶望的な未来。唯一の救済ルートを目指して、過酷な時間のループを繰り返す孤独な戦いに身を投じます。
hukeによる独創的なビジュアルと、阿保剛の叙情的なBGMが重なり、秋葉原の不穏な空気感を克明に描き出しました。劇中の携帯電話に届くメールや着信への対応が、物語の分岐を決定する「フォーントリガー」を搭載。現実の物理学理論や、インターネット上の都市伝説を織り交ぜた緻密なシナリオが、プレイヤーを虚構と現実の境界へと引き込みます。
全編をアニメーション映像で展開する『ELITE』では、テキスト送りに合わせて画面が動き、より直感的な物語体験を追求。新規アニメーションの追加により、原作ゲームでしか見られなかったルートの映像化も実現しています。2019年3月20日には、派生作品を一本に集約した『ダイバージェンス アソート』がNintendo Switchでリリースされました。
スピンオフ作品
STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん
発売日:2011年6月16日
過酷な本編とは打倒的な、ラボメンたちとのコミカルな日常を描くファンディスク。
STEINS;GATE 変移空間のオクテット
発売日:2011年10月28日
8bitパソコン風のグラフィックとコマンド入力式を採用した、本編後の後日談。
STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム
発売日:2013年4月25日
各キャラクターを主人公に据え、異なる視点から本編を補完する全10編の短編集。
志倉千代丸の企画・原作による「科学アドベンチャーシリーズ」の第2弾。ジョン・タイターの予言やSERN(実在のCERNがモデル)の陰謀を、hukeによる緻密なアートワークと阿保剛の音響が補完。2019年に発売されたNintendo Switch版は、正統続編や派生作を一本で楽しめるパッケージとなっています。













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