『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』は、『CHAOS;HEAD』『STEINS;GATE』に続く「科学アドベンチャーシリーズ」の第3弾として制作された拡張科学アドベンチャーゲームです。2012年6月28日にMAGES.(5pb.ブランド)からXbox 360とPlayStation 3で発売され、その後シナリオの再構成やアニメ映像を追加した完全版『ROBOTICS;NOTES ELITE』がPlayStation Vita、PlayStation 4、Nintendo Switch向けに展開されました。
本作の舞台は、『STEINS;GATE』のトゥルーエンドから9年後となる2019年の種子島です。タブレット端末「ポケコン」と拡張現実(AR)が日常に普及した世界で、中央種子島高校の廃部寸前な「ロボット研究部」に所属する主人公・八汐海翔(やしお かいと)と、部長で幼馴染の瀬乃宮あき穂(せのみや あきほ)を中心に物語は進みます。ひたすらロボット格闘ゲームに熱中する海翔と、巨大ロボットの完成を夢見て猪突猛進するあき穂。二人がロボ部存続のために奮闘する中で、海翔は偶然「君島レポート」と呼ばれるAR上の告発文を発見し、世界を巻き込む巨大な陰謀へと巻き込まれていきます。
ゲームシステムは、従来の選択肢ではなく「ポケコントリガー」という独自のシステムを採用しています。プレイヤーは海翔の持つポケコンを操作し、ARアプリ「居ル夫。」を起動して風景に隠された情報を探したり、SNSアプリ「ツイぽ」で他者の呟きにどう返信するかによって、物語の展開やルートが分岐していきます。南の島を舞台にした爽やかな青春群像劇と、科学シリーズならではの重厚なサスペンスが融合した読み応えのある作品です。
本作のテーマは、夢を追いかけて「ロボット」を作り上げるモノづくりの情熱です。作中のキャラクターたちのようにゼロから機械を組み立て、それが自分の思い通りに動いた時の感動は、年齢を問わず心踊る体験です。電子工作の基礎を学びながら、実際に動くロボットを作れる入門キットで、モノづくりの楽しさに触れてみてはいかがでしょうか。













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