『ぎゃる☆がん』は、インティ・クリエイツが開発し、アルケミストより発売された3D眼(ガン)シューティングゲームです。プレイヤーは、天使の誤射によって一日限定で超モテ体質となった男子高校生「天使野てんぞう」となり、次々と告白してくる女子生徒たちを「フェロモンショット」で昇天させながら、真実の愛を探す旅に出ます。ゲームはレールシューティング形式で進行し、ステージごとに異なるヒロインやイベントが展開されます。

本作は、PlayStation Moveに対応しており、モーション操作による直感的なプレイが可能です。ゲームモードにはストーリーモード、スコアアタックモード、ドキドキカーニバルなどがあり、特定の女の子に集中攻撃する「ドキドキモード」では、昇天させることでプロフィール情報が解放されます。さらに、衣装変更やギャラリー鑑賞などのコレクション要素も充実しており、やり込み要素として「妄想モード」も搭載されています。

PS3版は2012年に通常版として発売され、2013年には廉価版『ぎゃる☆がん BEST』が登場しました。DLCによる衣装追加やイベント強化も行われており、シリーズの人気を受けて続編『ぎゃる☆がん だぶるぴーす』や『ぎゃる☆がん2』が後に展開されました。なお、PS3版のダウンロード版およびDLCは、発売元の加賀クリエイトの解散に伴い、現在は配信停止となっています。