『Child of Eden』は、2011年にユービーアイソフトからXbox 360およびPlayStation 3向けに発売されたシューティングゲームで、『Rez』の精神的後継作として位置づけられるシリーズ第1作目です。
本作は、2219年の未来世界を舞台に、人類の記憶アーカイブ「エデン」がウイルスに侵食されるという事態に対し、プレイヤーがその浄化を目指す物語が展開されます。エデン内では、宇宙で初めて生まれた少女「ルミ」の人格再構成プロジェクトが進行しており、プレイヤーは彼女の記憶を守るため、五感に訴えるビジュアルと音楽の奔流の中で戦います。
ゲームは「シナスタジアシューター」と銘打たれ、音楽と映像が一体となった演出が特徴です。敵をロックオンして浄化する操作は、Xbox 360ではKinect、PlayStation 3ではPlayStation Moveに対応しており、直感的なジェスチャー操作が可能。ステージごとに異なるテーマと音楽が用意されており、プレイヤーの行動に応じて音楽が変化することで、没入感の高い体験が得られます。
開発は『Rez』『ルミネス』などで知られる水口哲也氏率いるキューエンタテインメントが担当。視覚・聴覚・触覚を融合させたゲームデザインは、従来のシューティングとは一線を画す芸術的なアプローチとなっています。













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