『RESISTANCE 3』は、2011年9月8日にソニー・コンピュータエンタテインメントよりPlayStation 3専用で発売されたファーストパーソン・シューティングゲームで、『RESISTANCE〜人類没落の日〜』『RESISTANCE 2』に続く三部作構成で、レジスタンスシリーズ三部作の完結編にあたる作品です。プレイヤーは元兵士ジョセフ・カペリを操作し、地球外生命体キメラに支配された荒廃した世界を舞台に、家族を守るためニューヨークへの旅に挑みます。
本作では、初代『RESISTANCE〜人類没落の日〜』の要素が一部復活しており、武器ホイールによる全武器同時所持や回復アイテムによる体力管理など、戦術性と緊張感を両立させた設計が特徴です。さらに、PlayStation Moveや3D立体視に対応しており、銃撃戦の臨場感と没入感が格段に向上しています。
物語は1957年、キメラウイルスによって人類の大半が変異した世界で展開されます。主人公カペリは、かつての仲間ネイサン・ヘイルを撃った過去を背負いながら、妻と子を守るために絶望的な状況に立ち向かいます。シリーズを通して描かれてきた人類とキメラの戦いは、本作で終焉を迎え、プレイヤーに強い余韻を残す構成となっています。
オンラインマルチプレイにも対応しており、最大16人での対戦が可能でしたが、2014年にサーバーが閉鎖され、現在はオフラインプレイのみとなっています。マルチプレイの終了後も、シングルプレイの完成度と物語性により、シリーズファンから高い評価を受け続けています。













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