『超次元ゲイム ネプテューヌmk2』、2011年8月18日にコンパイルハートから発売されたPlayStation 3対応のロールプレイングゲーム。架空のゲーム業界「ゲイムギョウ界」を舞台に、ハードを擬人化した女神たちが活躍する人気シリーズの第2弾であり、前作の女神たちの妹である「女神候補生」たちが主役となる、可愛らしくも熱い救出劇を描いた作品となっています。

物語は、犯罪神マジェコンヌによって四人の女神たちが「ギョウカイ墓場」に封印され、世界が法を無視した無法地帯となりつつある危機的状況から始まります。辛くも脱出したプラネテューヌの女神候補生・ネプギアは、他の国の候補生たちと協力し、姉たちを救い出し、奪われたシェア(信仰心)を取り戻すために立ち上がります。

本作では、前作で課題だった戦闘システムやグラフィックが一新され、フィールドを自由に動き回って攻撃する快適なバトルや、より洗練された3Dモデルによる演出が楽しめます。また、日本一ソフトウェアやガスト、5pb.といった実在のゲームメーカーを擬人化した「メーカーキャラ」も多数参戦し、業界ネタ満載のパロディとメタフィクションが炸裂します。

守られる存在だった妹たちが、姉を超えるために成長していく姿。萌え要素だけでなく、RPGとしての遊びやすさとやり込み要素が大幅に強化された、シリーズの転換点となる一作です。

本作は、2010年に発売された『超次元ゲイム ネプテューヌ』の続編です。前作は、架空のゲーム機戦争をモチーフにした独特の世界観とキャラクターで話題を呼びましたが、本作ではシステム面を大幅に刷新し、以降のシリーズの基礎となるスタイルを確立しました。後にPlayStation Vitaにてリメイク版『超次元ゲイム ネプテューヌ Re;Birth2 SISTERS GENERATION』も発売されています。

前作:超次元ゲイム ネプテューヌ