『フィアー3』は、映画界の巨匠ジョン・カーペンターが演出を、スティーブ・ナイルズが脚本を手掛け、極限の恐怖と兄弟の因縁を描いたホラーFPS。2011年07月21日にワーナー エンターテイメント ジャパンからPlayStation 3およびXbox 360で発売されました。前作から9ヶ月後、超能力者アルマの妊娠によって引き起こされた超常現象が街を崩壊へと導く中、かつて母を倒した主人公「ポイント・マン」と、彼に殺され霊体として蘇った弟「パクストン・フェッテル」が、アルマの出産を阻止あるいは利用するために再び相まみえます。

超人的な反射神経で時間を遅らせる「スロー・モー」を操るポイント・マンと、敵の兵士に憑依して肉体を奪い、念動力で攻撃するフェッテルという、全く異なる能力を持つ2人のキャラクターを操作する「Divergent Co-op(異なる能力を持つ協力プレイ)」が採用されています。プレイヤーはそれぞれの特性を活かして敵部隊や異形のクリーチャーを排除し、協力して活路を開くだけでなく、ステージごとのスコアを競い合うことで、兄弟間の対立構造をゲームプレイの中で再現します。

特筆すべきは、ホラー映画の手法を取り入れた演出と、協力プレイでありながら互いを出し抜く競争要素が物語の結末に影響を与えるマルチエンディングシステムです。お互いに不信感を抱きながらも共闘せざるを得ない緊張感や、憑依能力によって敵の装備や位置を自在に利用する戦略性が、単なるシューティングゲームの枠を超えた没入感を生み出しています。

本作は、モノリス・プロダクションが生み出した『F.E.A.R.』シリーズの第3作目にあたります。日本のホラー映画から影響を受けた「アルマ」というキャラクターの造形や、超常現象とミリタリーアクションの融合はシリーズの代名詞です。ジョン・カーペンター監督の『ハロウィン』や『遊星からの物体X』といった映画作品を鑑賞することで、本作に込められた恐怖演出の意図やオマージュをより深く理解することが可能です。

ハロウィン (ジョン・カーペンター監督作品)

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