『WRC -FIA World Rally Championship-』は、FIA(国際自動車連盟)公認のもと、2010年シーズンの世界ラリー選手権を完全再現したラリーレーシングゲーム。2011年04月14日にサイバーフロントからPlayStation 3およびXbox 360で発売されました。開発はイタリアのMilestoneが担当しており、同社の「Black Bean Games」ブランドとしてリリースされた作品の日本ローカライズ版です。世界各国で開催されるラリーイベントを舞台に、スバル・インプレッサやフォード・フォーカスといったWRカーを駆り、セバスチャン・ローブなどのトップドライバーたちと最速タイムを競います。
ゲームプレイは、実際のラリー競技と同様に、単独でコースを走行してタイムを競うスタイルを採用しています。メインとなる「Road to the WRC」モードでは、プレイヤーは新人ドライバーとしてキャリアをスタートさせ、下位カテゴリーであるJ-WRC(ジュニア)、P-WRC(プロダクション)、S-WRC(スーパー2000)を経て、最高峰のWRCクラスへとステップアップしていきます。チームからのオファーを受け、スポンサーの期待に応える成績を残すことで、より高性能なマシンや上位クラスへの参戦権を獲得するシステムが導入されています。
本作は、FIA公認ソフトとして、2010年シーズンの全13ラリー、計78ステージを収録しています。天候や時間帯の変化に加え、路面状況(グラベル、ターマック、スノーなど)がマシンの挙動に与える影響も物理演算によってシミュレートされています。また、マシンのセッティング機能も充実しており、サスペンションやギア比などをコース特性に合わせて細かく調整することが可能です。最大16人でのオンライン対戦にも対応しており、世界中のプレイヤーとタイムを競い合うことができます。
開発元のMilestoneは、モータースポーツゲームの開発に定評があるイタリアのスタジオです。WRC(世界ラリー選手権)は、市販車ベースのマシンが公道や悪路を疾走する、世界で最も過酷なモータースポーツの一つです。本作で描かれた時代の熱気や、ラリーカーのメカニズムに興味を持った方は、当時のレース映像を収めた総集編DVDや、ラリーカーの構造を解説した専門書などを手に取ることで、その奥深い世界をより詳細に知ることができます。













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