『クロスエッジ』(XEdge)は、2008年9月25日にコンパイルハートよりPlayStation 3向けに発売されたクロスオーバーRPGであり、2009年にはXbox 360版『クロスエッジ DASH』も登場した。開発はコンパイルハート、販売は日本では同社およびアイディアファクトリー、海外では日本一ソフトウェアアメリカやコーエーが担当している。
本作は、カプコン、バンダイナムコゲームス、ガスト、日本一ソフトウェア、アイディアファクトリーの5社から人気キャラクターが集結するクロスオーバー作品であり、『ヴァンパイア』『魔界戦記ディスガイア』『マリーのアトリエ』『アルトネリコ』『スペクトラルソウルズ』などの作品群からプレイアブルキャラクターが登場する。物語は、異世界の魂(ソウル)によって構成された世界を舞台に、主人公・神薙勇刀と仲間たちが囚われた魂を解放し、元の世界へ帰還するために戦うという構成である。
ゲームシステムは、4人パーティ制のターン制バトルを採用しており、各キャラクターにスキルを割り当て、ボタン入力によって連携攻撃やコンビネーションを発動させる形式となっている。さらに、女性キャラクターには「フォームチェンジ」と呼ばれる衣装変更システムが実装されており、装備によってステータスや外見が変化する。探索パートでは、フィールド上で「ソウルクリップ」を用いてイベントポイントやアイテムソウルを発見し、ストーリーを進行させていく。
エンディングは3種類(TRUE/NORMAL/BAD)に分岐し、サブイベントの達成状況やソウルの解放数などによって変化する。また、調合・コンバート・称号集め・隠しボスなどのやり込み要素も豊富に用意されており、戦略性と収集性の両立が図られている。
Xbox 360版『クロスエッジ DASH』では、追加フォームや新規CGイベント、強敵と戦える「コロシアム」などの要素が追加されており、PS3版のアップデート版に準拠した構成となっている。
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