『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』は、2006年にカプコンよりXbox 360向けに発売された、極寒の惑星で異形生命体と戦うサードパーソン・シューティングゲームです。

『ロスト プラネット エクストリーム コンディション』は、2006年12月21日にカプコンよりXbox 360向けに発売されたタイトル。極寒の惑星EDN-3rdを舞台に、未知のエネルギー「T-ENG」を巡る戦いを描いた、三人称視点のアクションシューティングゲームです。後にWindows版(2007年7月12日)およびPlayStation 3版(2008年2月21日)も発売されました。

プレイヤーは主人公ウェインとして、父を殺した巨大異形生命体「ミドリメ」への復讐を果たすため、雪賊の仲間と共に戦います。戦闘では、銃器やグレネードに加え、二足歩行兵器「バイタルスーツ(VS)」を駆使して敵と対峙。VSは機体ごとに性能が異なり、変形やジャンプなどの機能を持つものも存在します。

移動にはワイヤーアクションが導入されており、壁や天井にアンカーを打ち込むことで立体的な移動が可能。プレイヤーは時間経過やダメージによって減少するT-ENGを確保しながら進行し、T-ENGが尽きると体力が減少するため、敵を倒して補給する必要があります。

オンラインモードでは最大16人による対戦が可能で、「サバイバル」「チームサバイバル」「データポスト争奪戦」「フォックスハンティング」など複数のルールが用意されています。Xbox Liveを通じて追加マップのダウンロードにも対応しており、後に一部は無料化されました。

本作はカプコンの自社製エンジン「MT Framework」を使用した第2作であり、韓国俳優イ・ビョンホンを主人公モデルに起用したことでも話題となりました。2008年には拡張版『ロスト プラネット コロニーズ』が発売され、新ルールや武器が追加されています。