『斬魔超奥義 ヴァルハリアン』(ざんまちょうおうぎ ヴァルハリアン、英題:Valhollian)は、1998年8月6日にカマタアンドパートナーズから発売されたセガサターン用シミュレーションRPGです。ファンタジー世界を舞台に、魔を断つ力を持つ戦士たちの戦いを描いた完全オリジナル作品で、サターン後期に登場した数少ない新規タイトルのひとつです。

ゲームはマップ上でユニットを移動させ、ターン制で戦闘を行うシミュレーションパートと、物語を進めるアドベンチャーパートで構成。戦闘シーンは当時としては珍しい3Dポリゴンで描かれ、キャラクターごとに異なる必殺技や魔法が用意されています。ユニットには成長要素があり、レベルアップや装備変更で能力が変化。地形効果や攻撃範囲、行動順などを考慮した戦術性の高いバトルが特徴です。

シナリオは章立てで進行し、会話イベントや選択肢によって仲間の加入や展開が変化する場合があります。登場キャラクターは個性豊かで、仲間との関係性や背景設定も細かく描かれています。難易度は高めで、セーブポイントや戦闘のやり直しが限られるため、戦略的なプレイが求められます。