『ZAP! SNOW BOARDING TRIX’98』(ザップ! スノーボーディング トリックス’98)は、個性的なキャラクターを操作し、ゲレンデでの滑走と空中でのトリック(技)を競う3Dスノーボードゲーム。1997年12月18日にセガサターン版が、同年12月25日にPlayStation版がポニーキャニオンから発売されました。

本作は、1997年初頭にセガサターンで発売された『Zap! Snowboarding Trix』の続編にしてバージョンアップ版にあたります。前作で好評だった「簡単操作で派手なトリックを繰り出せる」というコンセプトを継承しつつ、コースやキャラクターが一新され、グラフィックの質も向上しました。ゲームモードには、複数のコースを転戦して総合優勝を目指す「チャンピオンシップ」、制限時間内にゴールを目指す「タイムアタック」、そして本作の醍醐味であるハーフパイプやワンメイクジャンプでの得点を競う「フリースタイル」などが用意されています。

操作キャラクターは、バランス型の「リッキー」、スピード重視の「ミシェル」、テクニカルな「ロボザップ」など、性能の異なる5人(+隠しキャラ)から選択可能です。リアル志向の『クールボーダーズ』シリーズと比較して、本作はよりアーケードライクでカジュアルな挙動をしており、ボタンの組み合わせで「マックツイスト」や「ロデオ」といった高難度トリックを次々と決める爽快感に重きが置かれています。開発はアトリエドゥーブルが担当しており、当時のスノーボードブームの盛り上がりを反映した、ポップで軽快なBGMと演出が雪山での高揚感を演出します。

本作の発売元であるポニーキャニオンは、音楽・映像ソフトの大手企業ですが、90年代にはゲーム事業にも精力的に参入していました。開発元のアトリエドゥーブルは、『熱血親子』などのアクションゲームで知られる実力派デベロッパーです。当時のスノーボードブームは社会現象とも呼べる規模であり、ファッションや音楽を含めた若者文化の中心にありました。その空気感や、当時のライダーたちが憧れたトリックの数々を知るには、専門誌やスノーボードの映像作品が最高の資料となります。

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