『メジャーリーグベースボール2K8』は、2K Sportsが開発し、日本では2008年11月13日にサイバーフロントからPlayStation 3およびPlayStation 2向けに発売されたMLB公式ライセンスの野球ゲームです。シリーズ初となるマイナーリーグ球団の収録や、2007年シーズンの最新データを反映した選手・移籍情報が特徴で、松坂大輔やイチローといった日本人選手も多数登場します。

ゲームモードは非常に多彩で、1試合を気軽に楽しめる「エキシビションモード」、球団運営を長期的に行う「フランチャイズモード」、監督視点で采配を振るう「監督対戦モード」、GMとして球団経営を行う「GMキャリアモード」などが搭載されています。操作性やAIも改良されており、選手のモーションやフォームの再現度も高く、リアルな試合展開が楽しめる作りとなっています。

ただし、日本語ローカライズは限定的で、ゲーム内のテキストやメニューの多くが英語のままという点には注意が必要です。特にフランチャイズモードや選手育成などの細かい要素を楽しむには、ある程度の英語読解力が求められます。