『ゼロの使い魔 迷子の終止符(ピリオド)と幾千の交響曲(シンフォニー)』は、ツンデレヒロインの代名詞とも言えるルイズとの恋と冒険を描くアドベンチャーゲームのシリーズ完結編。2008年11月06日にマーベラスエンターテイメントからPlayStation 2で発売されました。本作は、テレビアニメ第3期『ゼロの使い魔 三美姫の輪舞』の世界観をベースにしたゲームオリジナルストーリーです。トリステイン魔法学院の地下図書館で発見された不思議な本に吸い込まれ、行方不明となってしまったルイズ。主人公の才人は、彼女を救うために本の中の世界へと飛び込み、散り散りになった「ルイズの心のカケラ」を集める冒険に挑みます。

ゲームプレイは、学院内での会話を楽しむアドベンチャーパートと、本の中の世界を探索するRPG風のパートで構成されています。シリーズの核となる「ツンデレシステム」は「3rd STRIKE」へと進化し、選択肢によってルイズのデレ度だけでなく、おしおきの内容や人数まで変化する「ツンデレビンゴ」を搭載しています。本の中の世界では、ルイズが女戦士や魔法使いといったRPGのジョブ風コスチュームに変身し、普段とは異なるシチュエーションでのイベントやダンジョン探索(マッピング)を楽しむことができます。

本作の独自性は、シリーズ完結編にふさわしいボリュームと、オリジナルキャラクター「リーヴル」の存在です。図書館の管理者である少女リーヴルとの交流や、彼女が隠し持つ秘密が物語の鍵を握ります。また、限定版には縦スクロールシューティングゲーム『ゼロの使い魔 ファンタジー・フォース 2nd Impact』が付属するなど、本編以外のお楽しみ要素も充実しており、ルイズとの最後の冒険を多角的に楽しめるファンディスク的な側面も強い作品となっています。

原作ライトノベル『ゼロの使い魔』は、異世界召喚とツンデレヒロインの組み合わせを定着させた記念碑的作品です。作者のヤマグチノボル氏は2013年に急逝されましたが、プロットに基づき完結した小説版や、アニメシリーズを通じてその物語は多くのファンに愛され続けています。ゲームで描かれた才人とルイズの絆の深さに心を打たれた方は、完結を迎えた原作小説を全巻通して読むことで、二人の旅路の結末を見届けることができます。

ゼロの使い魔 (MF文庫J)

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