『のだめカンタービレ』は、2007年7月19日にバンダイナムコゲームスよりPlayStation 2向けに発売されたのだめーション♪プレイオケストラで、千秋の指揮とのだめの演奏を軸に原作の音楽世界を体験できる作品です。原作は二ノ宮知子による人気漫画で、本作では野田恵と千秋真一を中心にしたストーリーが展開されます。

ゲームはアドベンチャーパートと演奏パートで構成されており、アドベンチャーでは原作に沿ったエピソードを簡略化して再現し、演奏パートでは千秋としてオーケストラを指揮するモードと、のだめとしてピアノを演奏するモードが用意されています。演奏はボタン入力によるリズムゲーム形式で進行し、クラシックの名曲を多数収録しています。

登場キャラクターには三木清良、峰龍太郎、フランツ・フォン・シュトレーゼマンなど原作の主要人物が揃い、声優陣によるフルボイスで物語を彩ります。演奏の成否によって千秋の反応が変化するなど、原作の雰囲気を再現した演出も盛り込まれています。

『のだめカンタービレ』は、二ノ宮知子による漫画作品で、2001年より『Kiss』誌で連載が開始されました。クラシック音楽を題材に、天才的なピアノの腕を持つ変人・野田恵(のだめ)と、完璧主義の指揮者志望・千秋真一の成長と恋愛を描いたラブコメディです。

2006年にはテレビドラマ化され、上野樹里と玉木宏が主演を務めて大ヒットを記録。アニメ化や映画化もされ、クラシック音楽ブームの火付け役となりました。