『らぶ☆どろ ~LoveDrops~』は、祖母が遺した洋館で封印を解いてしまった魔物たちとの奇妙な共同生活を描く恋愛アドベンチャーゲーム。2007年05月31日にディンプルからPlayStation 2で発売されました。本作は、2006年にシュガービーンズから発売されたPCゲーム『Love☆Drops 〜みらくる同居物語〜』のコンシューマー移植版です。主人公は、亡き祖父母の洋館に引っ越してきた初日に、地下室で封印されていた3人の魔物を目覚めさせてしまいます。彼らはかつて祖母に恋をしていた魔物であり、その孫である主人公に対しても熱烈なアプローチを開始します。幼馴染や自称エクソシストの後輩も巻き込み、人間界と魔界の住人が入り乱れるドタバタな日常と、時を超えた愛の物語が幕を開けます。
物語は、マップ移動でキャラクターと交流する「前半パート」と、特定の相手との深い絆を描く「後半パート」の2部構成で進行します。前半では、平日に学校や街などのスポットを訪れてイベントを発生させ、週末にはデートに誘って好感度を高めます。特定の組み合わせで親密度を上げると、二人の男性の間で揺れ動く「三角関係ルート」へと分岐し、より複雑な恋愛模様を楽しむことが可能です。後半の個別ルートでは、前半のコミカルな雰囲気から一転し、魔物たちの過去や封印の真実、そして種族の壁を越えた愛にまつわるシリアスで切ないドラマが展開されます。
PS2版独自の要素として、物語の鍵を握る新キャラクター「佐伯絢人(CV:諏訪部順一)」が追加され、彼との新たなルートが用意されています。また、既存のシナリオにも大幅な加筆修正が施され、PC版をプレイ済みのファンでも新鮮な気持ちで楽しむことができます。鳥海浩輔氏、鈴村健一氏、萩道彦氏をはじめとする豪華声優陣によるフルボイス演出が、個性豊かな魔物たちのアプローチや、涙を誘う感動的なクライマックスを鮮やかに彩ります。
原作のシュガービーンズは、乙女ゲームに「三角関係」や「濃密な恋愛描写」を持ち込んだブランドとして知られています。本作のキャラクターデザインを担当した南月ゆう氏は、後にBL漫画家としてもブレイクしました。魔物との恋や異種族間のロマンスに惹かれた方は、南月ゆう氏のコミック作品や、同じくシュガービーンズが手掛けた『Under The Moon』などをチェックすることで、そのドラマチックで官能的な世界観のルーツに触れることができます。






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